私はSと言われる有名な資格学校の学科製図一体コースを申し込みました。前年は学科で75点で足切りを経験したのでSの学科コースは凄く役に立ち、学科合格できた事は既に述べたとおりです。
そこから製図試験の暗闘が始まりました。外れ講師に出会ったことも一つの象徴的な思い出ですが本試験でのリアルを思い出したので記述します。
平成29年度の「小規模なリゾートホテル」では特記事項として「全ての客室は名峰や湖の眺望に配慮する」の一文が記載されており、「間口を4m以上とする」と明記されていたのです。
それまでの練習課題では7×7もしくは7×6のスパンで殆どが解決できた。
しかしこの問題、瞬時に8×8もしくは1階に客室を持っていく、もしくは東側に持っていくという発想に切替が出来なかった。
この時点で終わっていたという事です。8×8のスパンがどうしても思いつかなかった。
今後もこのような試みはあるでしょうね。杭基礎とか諸々。しかし皆さん、どういう問題に直面しても
あきらめないで下さい。必ず解決の道があります。頭を柔軟にしてどういう対応も出来るんだという思いを持って過去問に励んでください。
私の平成29年は結局北側に客室を作ってしまっていました。最初の特記事項を忘れてしまっていたのです。8×8に思いが及ばなかったために・・・。
その痛みが有ったため、翌年の製図課題が出るまでは過去の製図問題をひたすらやりました。
過去問の製図問題は大変参考になった。試験元の考え方がわかる気がした。
今後製図試験を受けるうえで製図の過去問は大事と思います。
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